| 嵐(らん) | 大唐帝国の武人・亜夫の娘として生まれ、ひょんなことから蓬莱界に連れ去られてしまった人間の美少女。姓は鄭。強引に武陵王・隆崇と結婚させられたが、今のところ完全な仮面夫婦。細身で小柄だが、馬術と剣の腕は一流。色気にはとんと無縁で、自分の容姿にも無頓着。いろんな意味で自覚の足りない女の子。仙籍に入っているため永遠の16歳。 |
| 隆崇(りゅうしゅう) | 武陵桃源国で絶大な人気を誇る若き王。端整と野性味が同居する、精悍な風貌と、堂々たる体躯。当国随一と言われる剣士でもある。ただし、頻繁に紫霞宮を脱走して妓楼に遊びに行く癖があり、親しみと若干の心配を込めて「放蕩王」と呼ばれている。胸に、左肩から右の脇に掛けて、一直線の細い刀傷がある。趣味は豪遊と酒。齢二千九百五。人界年齢に換算すると20代後半。 |
| 苑墨(えんぼく) | 武陵桃源国の若き辣腕宰相。女官たちを陶然とさせる美丈夫であるが、怒らせると誰よりも怖く、怜悧な美貌に浮かぶ微笑は氷嵐に喩えられるほど。隆崇とは古くからの付き合い。ただし、腕っ節は最弱。齢二千九百十九。人界年齢に換算すると30歳目前。 |
| 陸由(りくゆ) | 武陵桃源国の若き尚書。隆崇や苑墨と違って地味だが、学者肌で生真面目な性格から、密かに「紫霞宮の最後の理性」と囁かれている。隆崇とは苑墨に次ぐ古い付き合い。苑墨と同世代。人界年齢に換算すると30歳目前。 |
| 玉祥(ぎょくしょう) | 武陵桃源国の左将軍。隆崇とは苑墨に次ぐ古い付き合い。隆崇と同世代。人界年齢に換算すると25歳前後。 |
| 子儀(しぎ) | 武陵桃源国の右将軍。玉祥より若干若い。人界年齢に換算すると20代前半。 |
| 西王母(せいおうぼ) | 女仙の統括者にして崑崙山の女主人。王の即位に際して、その旨の詔を発し、王に権威を授ける。唯一、王が逆らうことの許されない天界の住人。嵐や隆崇にとっては天敵のような存在でもある。不老不死。 |
| 麻姑(まこ) | 西王母に仕える女仙のひとり。仙籍に入っているので不老不死。 |
| 俊英(しゅんえい) | 蘭陵国の神童王。齢九百七。人界年齢に換算すると12歳前後。 |
| 玄齢(げんれい) | 蘭陵国の丞相(武陵桃源国の宰相に同じ)人界年齢に換算すると50代前半。 |
| 天祥(てんしょう) | 蘭陵国の大司馬(武陵桃源国の左将軍に同じ)人界年齢に換算すると40代前半。 |
| 平伯(へいはく) | 蘭陵国の御史大夫(武陵桃源国の尚書に同じ)人界年齢に換算すると50代初め。 |
| 国忠 | 故人。かつての貴陽県県令。本編「放蕩王の婚姻」で国奸の乱を起こし、逆賊として隆崇と嵐に討伐された。 |
| 玉環(ぎょっかん) | 後宮と貴妃を警護する娘子軍の将軍。人界年齢で20代前半。 |
| 明希(めいき) | 後宮と貴妃を警護する娘子軍の将軍。人界年齢で20代前半。 |
| 易秋(えきしゅう) | かつて国忠の扈従(身の周りの世話をする従者)であったが、叛乱の後、隆崇の扈従として登用される。良くも悪くも平凡な青年で、紫霞宮の常識担当。人界年齢で20歳前後。
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| 玉瑛(ぎょくえい) | 隆崇馴染みの傾城(遊君の最高位のこと)で、彼の微行に協力している佳人。登場予定。 |